沈黙の罪 --「食人国家」からロシアの良心を救い出すために
集団的責任というプロパガンダの向こう側にある、否定しがたい「ロシアの良心」という事実
近隣諸国で繰り広げられる「虐殺の歴史」を目の当たりにすることは、魂を削るような衝撃(トラウマ)を伴います。政治学者として長年地政学を研究してきた私でさえ、その惨状の重さに、一時期は発信を躊躇せざるを得ませんでした。
しかし、沈黙は声を上げられない人々が享受できる贅沢ではありません。自国民を飲み込み、塗りつぶしていく「食人国家(Cannibal State)」の暴走を前に、私たちは「事実」という唯一の武器を手にしなければなりません。
2022年2月の本格侵攻が始まる半年前、世界がそれを単なる「ポーカーの駆け引きのようなものだ」と悲観的であっても比較的に楽観的に見ていた頃、現場ではすでに「捕食者のとぐろ」が巻かれていました。演習の名を借りた若者たちの動員こそが、今日私たちが目にしている惨劇の真の舞台装置だった…



